スヴァラ歯科Blog
| 2022

メディカルHSPカウンセラーの研修会に参加しました③

(2022年6月15日 9:35 PM更新)


こんにちは、石神井公園駅の歯科、スヴァラ歯科院長の堀部です。

 

前回はHSPとは後天的な内気ではなく(病気でもない)生物の種の保存に基づいた一定数の割合に備わる特性であるとお伝えしました。

 

今回はHSPの方はどうすればいい?という事についてお伝えします。

 

 

HSPカウンセラー講座では特徴を以下のように解説しています。(要約)

光や音などの強い刺激に敏感

特定の分野で優れた才能発揮

頭の中で次々にアイデアが浮かぶ

想定外の出来事に混乱しやすい

建前と本音の区別がつかない

右脳の働きが左脳の数千倍の情報処理能力

などなど・・・

 

 

これだけだと、どうしようかと感じる方もいるかもしれません。

 

でも、こんな風な視点で考えてみてはどうでしょうか?

 

ドラクエなどのRPG(ロールプレイングゲーム)はキャラクターの設定ってありますよね?

あんな風に自分のキャラの設定が決まっていると思うのはどうでしょう?

デフォルトの設定なので仕方ないから、それを強みに変えたり活かす方が良くないですか?

 

 

もっと詳しく知りたい方はHSPカウンセラー講座講師の上野清香先生が執筆した書籍をご覧になってください。

私も寄稿しております。

 


 >>Blogメニューへ


メディカルHSPカウンセラーの研修会に参加しました②

(2022年5月15日 6:22 PM更新)


こんにちは、石神井公園駅の歯科、スヴァラ歯科院長の堀部です。

 

前回はHSPとは?について大まかに書きました。

 

おさらいで書くと

①HSPは病気ではない

②先天性のもの

③人口の約20%がHSP(日本人だともう少し多い)

④人間だけじゃない!(霊長類、猫、犬、馬、魚類、なんとハエにまで100種以上の生物)

内気は後天的であり生まれつきではありません。

HSPは後天的な内気だと誤解されてきたのです。

HSP≠内気

 

今回はHSPの特徴についてお伝えいたします。

 

 

 

HSPの概念を発表したアメリカの心理学者E.N.アーロン博士によると

DOESという4つの特徴があります。

 

1:Depth of processing

深く考える傾向

2:Overstimulated

刺激に敏感

3:Emotionally reactive and high Empathy

感情移入と共感しやすい

4:Sensitivity to Subtleties stimuli

五感の鋭敏さからの感受性の高さ

 

 

発達障害と共通点があるため混同されることも有りますが、まったく違うものなのです。

※血液検査で違いが判明することが知られています

 

 

例えば、皆がリスク無視してイケイケドンドンだったら、どうでしょう?

あっという間にその種は滅んでしまいそうじゃありませんか? 😯 

 

このようにHSPは生物の種の保存のため、一定の割合が存在すると考えられています。

 

 

大事なことなので、何回もお伝えします。

HSPは病気ではありません。

科学的専門用語では【感覚処理感受性】というものなのです。

 

 

さらに

 

日本人は世界で一番不安遺伝子を持つ民族だと言われています。

それゆえ我が国のようなハイコンテクスト文化では強みにもなるのです!

 

 

次回はそんな特徴をもつHSPの人はどうすればよいか、というトリセツ的なことをザックリとお伝えする予定です。

 

 


 >>Blogメニューへ


メディカルHSPカウンセラーの研修会に参加しました①

(2022年4月23日 8:57 AM更新)


こんにちは、石神井公園駅の歯科、スヴァラ歯科院長の堀部です。

 

先日、3か月に及ぶメディカルHSPカウンセラーの勉強会を終えました(^^)/

 

皆さん、HSPってご存じですか?

これはアメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン博士が提唱した概念で、正式にはHighly Sensitive Person の頭文字をとったものです。

 

 

敏感さん とか 繊細さん なんてネガティブな意味合いで使われていることが多くありませんか?

私も以前はそんな認識でした。不勉強でしたね。

でも、それってHSPに一面をクローズアップしたに過ぎないんですよ!

 

 

①HSPは病気ではない

②先天性のもの

③人口の約20%がHSP(日本人だともう少し多い)

④人間だけじゃない!(霊長類、猫、犬、馬、魚類、なんとハエにまで100種以上の生物)

 

ということが研究で明らかになっています。

 

HSPは後天的な内気(神経質・引っ込み思案)だと誤解されてきたのです。

HSP≠内気

 

さらに発達障害と混同している方も多いみたいですが、全く違うのです。

 

 

 

これを知るだけでも、ネガティブな見方をもう少しフラットな目線で見ることができるのではないでしょうか?

 

あれ?それだったら身近なあの人もHSP?

いやいや、自分ももしかしたらHSP?

 

次回はHSPの特性について詳しく解説いたします。

 


 >>Blogメニューへ


4月だけど熱中症に注意!

(2022年4月13日 12:34 PM更新)


ここ数日都内だけでなく、日本全国各地で夏日、地域によっては真夏日になっているところが多いですね。

 

まだ入学式が終わったばかりの時期なのに。

 

今年みたいな気温の変化のある時は熱中症になりやすいってご存じでしたか?

 

以下は長崎国際テレビでの解説です。

【解説】4月に季節外れの暑さ…「春の熱中症」「食中毒」の防止対策とは? (nib.jp)

 

 

当院も

①窓を開け空気の流れを作る

②エアコンの冷房を使う

③スタッフ、院長ともにこまめに水分補給

を行っております。

 

当院院長は「労働衛生コンサルタント」という熱中症対策などの国家資格保持者です。

 

 

熱中症の怖いのは「あれ?なんか変?」と感じたときにはか~な~り、ヤバイ状況に進んでいるということなのです。

 

 

暑そうな日は涼しく、水分をこまめに摂ってくださいね。

麦茶か半分に薄めた経口補水液が効果的ですよ。

スポーツドリンクは単なるジュースですので、私はおススメいたしません!(学術的根拠あり)


 >>Blogメニューへ


お母さん、お子さんへのその言葉、少し変えてみませんか?②

(2022年2月11日 11:04 AM更新)


こんにちは。

痛みに配慮する石神井公園駅のスヴァラ歯科です。

 

 

前回はお子さんの事を想うがあまり、お母さんお父さんがついつい残念な言葉がけになってしまうお話をいたしました。

 

「痛くないよ」 「怖くないよ」はお子さんの脳内で「痛いよ!」「怖いよ!」となってしまうのです 😯  😯  😯 

 

せっかく応援しているのに、子供の脳内ではそう変換されてしまうなんて残念ですよね・・・

 

 

 

 

今日は、院長が講師をしているペップトークの考え方から、子供への声がけ、励まし方をお伝えします。

 

歯科医院の診療室で、頑張ってほしい、ちゃんと処置を受けて健康を維持してほしい、と保護者の方はそう思いますよね。

不安に思っている子供の気持ちを安心させたい、そんな気持ちで「痛くないよ」「怖くないよ」と励ましているのでしょう。

その気持ち凄くよく分かります!

 

でも、それは脳科学的には逆効果。

 

ならば、どうすればよいのか?

 

 

子供が「痛いの嫌だ~」「怖い~」と言っているのであれば、まずはその気持ちを丸ごと受け止めてあげてください!

(ペップトークではこの作業を受容と呼んで最も重視しています)

「痛いの嫌だ~」と言ったら 「痛いの嫌なんだね」

「怖い~」と言ったら 「怖いんだね」」

という風にオウム返しでも構いません。

 

そのようにすることで、ネガティブな気持ちでいっぱいいっぱいの心の器に受容することで他者の言葉が心に入るスペースが生まれます

 

 

院長の私が保健所や保育園の検診でも同じようなことが起こるのですよ。

(その時の私は時間も取れないし保護者の方ではないので完全にオウム返しで対応しています。)

 

「怖い~」 ⇒ 「怖いんだね~」

「痛いの嫌だ~」 ⇒ 「痛いの嫌なんだね~」

「おうちに帰りたい~」 ⇒「おうちに帰りたいんだね~」

「ギャー」 ⇒ 「ギャーなのか~」 

 

 

この「ギャー」のケースでも受容することでアーンとお口をあいてくれるお子さんが出てくるのです! 😯(お母さんも含めて周りは大ウケしながらも驚いていました) 

 

 

先ずはお子さんの気持ちをしっかり受容してみてください。

 

 

お子さんが保護者の方(あるいは私たち)の言葉に耳を傾けたら、次はどう言葉をかけるのかを次回はお伝えしていきます。

 

 

 


 >>Blogメニューへ


3 / 41234

Blogメニュー


>>Blogトップへ戻る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加