スヴァラ歯科Blog
| 歯科の知識

虫歯の治療法とは

(2024年5月13日 10:53 AM更新)


こんにちは!

歯の神経を守る、可能な限り痛くない治療を目指す、予防歯科とバクテリアセラピーと水素吸入で全身の健康を目指す石神井公園駅の歯医者、スヴァラ歯科です。

 

今回は虫歯の治療方法にはどのようなものがあるのかお伝えします。

 

 

現代歯科医療における虫歯治療の進化

虫歯は、世界中で非常に多くの人々が経験する病気、健康を脅かす問題です。しかし、現代の歯科医療技術の進歩により、虫歯の治療は以前にも増して効果的かつ効率的になっています。今回は、虫歯治療の様々な方法と、それぞれの利点について詳しく見ていきます。

 

 

詰め物(充填):虫歯治療の基本

詰め物は、虫歯治療の最も基本的な方法の一つです。虫歯によって損傷感染した歯の部分を取り除き、そのすき間を埋めます。これにより、歯の機能を回復し、さらなる損傷や感染を防ぎます。詰め物の材料には金属や樹脂、セラミックなどの様々な種類があり、患者さんのニーズや審美的な要望に応じて選択されます。

 

かぶせ物(補綴):大きな虫歯や破損した歯の救世主

かぶせ物は、大きな虫歯や破損した歯を修復するために使用されます。かぶせ物は、歯の形をした帽子のようなもので、元の歯を覆い、保護し、強化します。これにより、歯の形状と機能が回復され、噛む力が分散されるため、さらなる破損を防ぎます。かぶせ物には詰め物同様に様々な種類の材料の選択肢があり、金属製、樹脂製、セラミック製、などがあります。

 

根管治療:感染した歯の神経を救う

根管治療は、虫歯が歯の神経に達した場合に行われます。この治療では、感染した歯髄(神経)を取り除き、歯内を清掃して消毒します。その後、歯を封鎖して保護し、必要に応じてかぶせ物で覆います。根管治療をして神経が無くなった歯は抜歯のリスクが高まってしまう為、少しでも歯の喪失を遅らせられるよう早めの処置が重要です。

 

抜歯:最後の手段

抜歯は、他の治療法で対処できないほど進行した虫歯や、根の治療をしたものの予後が芳しくない場合、重度の感染がある場合に選択されることがあります。抜歯後は、噛み合わせの力が過度の負担として残った歯に加わるのを防ぐためや隣接する歯が移動することを防ぐために、ブリッジや入れ歯、インプラントなどの代替治療が必要になることがあります。

 

 

まとめ

虫歯の治療は、患者さんの状況や虫歯の進行度に応じて、様々な方法が選択されます。練馬区石神井公園のスヴァラ歯科では、その方にとって最もご自身の歯の喪失を少しでも遅らせるための適切な治療計画を提案し、患者さんが健康な歯を維持できるようにサポートします。定期的な検診と適切な治療により、虫歯の問題を最小限に抑えることができます。


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虫歯の予防法

(2024年4月18日 7:00 PM更新)


こんにちは!

歯の神経を守る、可能な限り痛くない治療を目指す、予防歯科とバクテリアセラピーと水素吸入で全身の健康を目指す石神井公園駅の歯医者、スヴァラ歯科です。

 

冬の寒さと春先の花粉を口実にブログ、サボっておりました・・・ 😡

 

 

前回は、虫歯とは何か、どんな症状やリスクがあるかについてお話ししました。

今回は、虫歯の予防法についてお話しします。

 

虫歯を防ぐためには、以下の3つのポイントに注意する必要があります。

  • プラークを除去する
  •  プラークは歯の表面に付着した細菌や食べかすなどのものです。
  •  プラークがたまると、細菌が酸を作り出し歯を溶かします。
  •  プラークを除去するためには機械的に除去、毎日2回以上、できれば歯磨きをすることが大切です。
  •  歯磨きの仕方ですが、一般的に言われている方法は以下の通りです。
    • 歯ブラシは毛先が丸く、柔らかめのものを選びます。
    • 歯磨き粉はフッ素入りのものを使います。フッ素はエナメル質を強化し、酸に対抗します。
    • 歯ブラシは歯と歯茎の境目に垂直に当て、小刻みに動かします。1本1本の歯を丁寧に磨きます。
    • 歯間ブラシやフロスなどを使って、歯ブラシでは届かない隙間や裏側もきれいにします。
    • 歯磨き後はうがいをしますが、すぐに水で口をすすがないようにします。フッ素を残しておくことで効果が持続します。
  • 糖分を控える
  •  糖分は細菌のエサになります。糖分を摂取すると、細菌が活発になり、酸を作り出します。
  •  糖分を控えるためには、以下のことに気を付けます。
    • 甘いものや炭水化物などの食べ物や飲み物は食事の時に摂ります。間食や食後のデザートは避けます。
    • 食事後はすぐに歯磨きをします。できない場合はキシリトール100%のガムを噛んで唾液を出したり水でうがいをしておくと良いかもしれません。
    • 飲み物は水やお茶など無糖のものを選びます。微糖表示のものは糖分がかなり多く入っているので特に注意が必要です。ジュースやコーラなどは酸性で歯に悪影響です。
  • 唾液を増やす
  •  唾液は酸を中和したり、歯を修復したりする働きがあります。唾液が少ないと、酸がたまりやすくなります。唾液を増やすためには、以下のことを行います。
    • 水分補給をこまめにします。乾燥や発熱などで脱水状態になると唾液が減ります。
    • ガムやチーズなどを噛んで唾液腺を刺激します。ただし、ガムは無糖のものに限ります。
    • 唾液腺マッサージやストレッチなどで唾液腺の働きを良くします。

以上のように、虫歯の予防法は日常生活でできることばかりです。虫歯は予防できる病気です。ぜひ、これらのポイントを実践して、歯の健康を保ちましょう。

 

最後に、虫歯の治療法についてお話しします。お楽しみに!


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