スヴァラ歯科Blog
| 歯科・医療情報
ゆびのば体操インストラクター
(2017年9月25日 7:40 PM更新)
9/23,24に名古屋で開催されたゆびのば体操のインストラクターセミナーに参加してきました。
ゆびのば体操とは当院でも実践している「あいうべ体操」の今井一彰先生が提唱する身体の使い方です。
認定アドバイザー証とテキスト
歯医者さんがなぜ足の健康法のセミナーに?
健康オタクなの?と思われるかもしれませんね(笑)
「例えば、逆立ちをする時には、ゆびをひろげてのばした状態で床に置き、全体重を支えます。同様に、あしゆびも全体重を支えていますから、ひろがってのびている状態が理想なのです。しかし、あしゆびは様々な原因によって変形してしまいます。」
~ゆびのば体操インストラクターセミナー基礎編テキストより~
このあしゆびの変形が姿勢の悪化になり、それが健康を害する原因になるのです。
私たち歯科の領域でも、あしゆびの変形が原因のひとつと考えられる事が多々あると思われます。
当院で考える予防とは虫歯や歯周病の予防だけでなく、全身の不健康の予防を目指して行っております。
今井一彰先生と私(実は同い年!)
今井先生、サービス精神旺盛「あいうべ体操」のべーもご自分からやっていただきました♪
舌の出し方が、やはり違いますね(笑)
講演会:歯周病と糖尿病
(2017年2月18日 9:58 AM更新)
昨日は診療終了後に練馬区歯科医師会で歯周病と糖尿病についての講演会に参加しました。
講師は東京医科歯科大学の新田浩先生で、卒後研修でも著名な先生です。
歯周病と糖尿病との関連は今ではテレビや雑誌でもよく取り上げられているくらい関連があります。
昨夜の講演で驚いたのが
HbA1Cが歯周病の治療を行うだけで平均0.4%の減少が認められる
糖尿病も歯周病もさらに大きな疾患の引き金になるので早めのケアが大切ですね。
講習会:小矯正
(2017年2月4日 9:24 AM更新)
患者さんが意識していなくとも部分的に矯正した方がベターなお口の環境というのがあります。
小矯正の講習会を受講してきました。
奥歯が手前の歯に傾いて寄っている歯、噛み合う相手が長年無くて飛び出している歯を適切な位置への矯正です。
お口全体に装置を入れないので患者さんも楽ですね。
それって口内炎?
(2017年1月23日 9:44 AM更新)
今朝、NHKの情報番組あさイチで口内炎の特集をしていました。
患者さんが口内炎と思っていても、癌などもっと恐ろしい病気の場合があります。
患者さんが自覚症状を持って歯科を受診した時点で、相当進行しているケースも見受けられます。
ご注意ください。
キシリトール入りのガムで虫歯が出来る?
(2017年1月18日 11:14 AM更新)
キシリトール入りのガムを噛んでむしになってしまう事があるので、今回はその話をします。
812 日本歯科医師会雑誌 Vol.69 No.8 2016-11 より
現在コンビニなどで購入出来るキシリトール入りのガムは多くがキシリトール含有量60パーセント以下です。
上のグラフは残りの甘味成分を砂糖で補った場合の実験データです。
このグラフより砂糖が含まれてしまうとキシリトールの効果が打ち消されて歯が脱灰してしまう事が紹介されています。
この記事ではキシリトール入りのガムを積極的に噛みはじめてから虫歯を作ってきた患者さんがいたとの事。
虫歯予防でキシリトール入りのガムを選ぶには注意が必要ですね。