石神井公園のスヴァラ歯科

スヴァラ歯科が選ばれる3つの理由

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    そのうえで患者さんのご希望を伺い治療計画を立案し治療を進めていきます。
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    そのため当院では歯の神経を守ることの大事さを患者さんに伝えて配慮しながら治療を進めています。
  • ▶▶当院の治療方針について



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TEL:03-3997-6875

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新着情報・お知らせ
医院ブログより)

2024/04/18
虫歯の予防法

2023/11/08
そもそも虫歯とは?

2023/10/17
フッ素がう蝕予防になるのは何故?

2023/09/29
フッ化物と有機フッ素化合物の違いとは?②

2023/09/15
フッ化物と有機フッ素化合物の違いとは?


虫歯の予防法

(2024/04/18更新)


こんにちは!

歯の神経を守る、可能な限り痛くない治療を目指す、予防歯科とバクテリアセラピーと水素吸入で全身の健康を目指す石神井公園駅の歯医者、スヴァラ歯科です。

 

冬の寒さと春先の花粉を口実にブログ、サボっておりました・・・ 😡

 

 

前回は、虫歯とは何か、どんな症状やリスクがあるかについてお話ししました。

今回は、虫歯の予防法についてお話しします。

 

虫歯を防ぐためには、以下の3つのポイントに注意する必要があります。

  • プラークを除去する
  •  プラークは歯の表面に付着した細菌や食べかすなどのものです。
  •  プラークがたまると、細菌が酸を作り出し歯を溶かします。
  •  プラークを除去するためには機械的に除去、毎日2回以上、できれば歯磨きをすることが大切です。
  •  歯磨きの仕方ですが、一般的に言われている方法は以下の通りです。
    • 歯ブラシは毛先が丸く、柔らかめのものを選びます。
    • 歯磨き粉はフッ素入りのものを使います。フッ素はエナメル質を強化し、酸に対抗します。
    • 歯ブラシは歯と歯茎の境目に垂直に当て、小刻みに動かします。1本1本の歯を丁寧に磨きます。
    • 歯間ブラシやフロスなどを使って、歯ブラシでは届かない隙間や裏側もきれいにします。
    • 歯磨き後はうがいをしますが、すぐに水で口をすすがないようにします。フッ素を残しておくことで効果が持続します。
  • 糖分を控える
  •  糖分は細菌のエサになります。糖分を摂取すると、細菌が活発になり、酸を作り出します。
  •  糖分を控えるためには、以下のことに気を付けます。
    • 甘いものや炭水化物などの食べ物や飲み物は食事の時に摂ります。間食や食後のデザートは避けます。
    • 食事後はすぐに歯磨きをします。できない場合はキシリトール100%のガムを噛んで唾液を出したり水でうがいをしておくと良いかもしれません。
    • 飲み物は水やお茶など無糖のものを選びます。微糖表示のものは糖分がかなり多く入っているので特に注意が必要です。ジュースやコーラなどは酸性で歯に悪影響です。
  • 唾液を増やす
  •  唾液は酸を中和したり、歯を修復したりする働きがあります。唾液が少ないと、酸がたまりやすくなります。唾液を増やすためには、以下のことを行います。
    • 水分補給をこまめにします。乾燥や発熱などで脱水状態になると唾液が減ります。
    • ガムやチーズなどを噛んで唾液腺を刺激します。ただし、ガムは無糖のものに限ります。
    • 唾液腺マッサージやストレッチなどで唾液腺の働きを良くします。

以上のように、虫歯の予防法は日常生活でできることばかりです。虫歯は予防できる病気です。ぜひ、これらのポイントを実践して、歯の健康を保ちましょう。

 

最後に、虫歯の治療法についてお話しします。お楽しみに!


そもそも虫歯とは?

(2023/11/08更新)


こんにちは!

歯の神経を守る、可能な限り痛くない治療を目指す、バクテリアセラピーと水素吸入で全身の健康を目指す石神井公園駅の歯医者、スヴァラ歯科です。

 

今日はそもそも虫歯って何なの?という話をします。

 

虫歯とは、歯の表面に付着した細菌が食事の食べかす(特に甘いものなどの糖質)を餌に酸を作り出し、その酸が歯のエナメル質を溶かすことで起こる病気です。

エナメル質が溶けると、その下にある象牙質や歯髄にまで細菌が侵入し炎症や感染を引き起こします。

虫歯は放置すると重症化し、歯を失うだけでなく最悪の場合は命にかかわる病気につながる事になります。

 

 

虫歯の原因は主に以下の3つです。

  • プラーク:プラークとは、細菌や食べかすなどが混ざり合って歯に付着したものです。プラークは毎日歯磨きをしないと除去できません。プラークがたまると、細菌が増殖し、酸を作り出します。昔は歯糞なんて言い方もしましたが、汚いものという実態に沿っているのは昔の言い方かもしれません。
  • 糖分:糖分とは、甘いものや炭水化物などの食べ物や飲み物に含まれるものです。糖分は細菌のエサになります。糖分を摂取すると、細菌が活発になり、酸を作り出します。
  • 唾液:唾液とは、口の中に分泌される液体です。唾液は酸を中和したり、歯を修復したりする働きがあります。唾液が少ないと、酸がたまりやすくなります。

 

 

虫歯の症状は以下のようなものがあります。

  • 歯が黒くなる:これは、エナメル質が溶けて象牙質が露出したことを示します。象牙質はエナメル質よりも色が濃く、汚れや細菌に染まりやすいです。
  • 歯がしみる:これは、象牙質や歯髄に刺激が伝わったことを示します。温かいものや冷たいもの、甘いものや酸っぱいものなどがしみることがあります。
  • 歯が痛む:これは、歯髄に炎症や感染が起こったことを示します。噛むときや夜間に痛みが強くなることがあります。

 

 

虫歯は見た目だけでなく、健康や生活の質にも大きく影響を与えます。

虫歯を放置すると以下のようなリスクがあります。

  • 栄養不足:虫歯で歯が痛むと食事が嫌になります。噛む力が弱くなったり、食べ物の種類が限られたりすることで栄養バランスが崩れます。
  • 口臭:虫歯で細菌が増えると、悪臭を発します。口臭は自分では気づきにくいですが、周りの人に不快な思いをさせます。
  • 全身の病気:虫歯で感染が起こると、血液に細菌が入り込みます。細菌は心臓や脳などの重要な臓器にも影響を与えることがあります。

 

以上のように、虫歯は単なる歯の問題ではありません。

虫歯は早期発見、早期治療が大切です。

 

虫歯は予防できる病気です。

 

次回は、虫歯の予防法についてお話しする予定です。

ぜひ、次回のブログもお読みください。

お楽しみに!


フッ素がう蝕予防になるのは何故?

(2023/10/17更新)


こんにちは!

歯の神経を守る、可能な限り痛くない治療を目指す、バクテリアセラピーと水素吸入で全身健康を目指す石神井公園駅の歯医者、スヴァラ歯科です。

 

今回はフッ素が何故う蝕(虫歯)予防になるのかお伝えします。

 

う蝕は、口腔内に常在する細菌が糖分を発酵して酸を作り出し、歯質を溶かすことで起こります。

この過程では、歯質の主成分であるハイドロキシアパタイト(HAP)が酸によって脱灰(溶解)されます。しかし、歯質中にフッ化物が存在すると、HAPよりも溶解度の低いフルオロアパタイト(FAP)やフッ化ハイドロキシアパタイト(FHAP)という結晶が形成されます。

これらの結晶は酸に対して強く抵抗性を持ちます。また、フッ化物は歯質中のカルシウムやリン酸と反応して再石灰化(再結晶化)を促進します。さらに、フッ化物は細菌の代謝系酵素を阻害して酸産生を抑制します5

 

つまり、フッ化物は歯質を強化し、細菌の活動を抑えることでう蝕を予防するのです。

 

では、水道水以外でフッ化物を摂取する方法はどれくらいの量なのでしょうか?

実は、日本では現在水道水へのフッ化物添加は行われていません。

しかし、世界では70年以上の歴史を持つ水道水フロリデーション(WF)という方法があります。これは、自然界で発見された飲料水中のフッ化物濃度とう蝕発生率との関係から見出された方法で、飲料水中のフッ化物濃度を約1ppm(1リットルあたり1ミリグラム)に調整することで、う蝕の発生を最大限抑えることができるというものです

この濃度は、お茶や海産物などに含まれるフッ化物と同程度かそれ以下です。WFは、WHOや国際歯科連盟などの専門機関によってその有効性と安全性が認められ、推奨されています。

 

 

日本では、水道水へのフッ化物添加は行われていませんが、フッ化物配合歯磨剤やフッ化物洗口液などの局所応用法があります。これらは、歯面に直接フッ化物を作用させることでう蝕を予防する方法です。特にフッ化物洗口液は、学校や施設などで集団で行うことができ、低コストで高効果なう蝕予防法として注目されています。

 

 

家庭で出来る具体的なフッ化物洗口液の使用方法は次のようになります

  • フッ化物の入った液で1分程度ぶくぶくうがいをします。毎日、もしくは週に1回程度行います。
  • うがいの量は、就学前の幼児では5~7ml、小学生以上では10mlです。
  • うがい後30分間は飲食・うがいを控えます。家庭では就寝前の歯磨きの後が適切です。

フッ化物洗口液の予防効果は、報告によって様々ですが約30~80%です。

第一大臼歯(いわゆる6歳臼歯)の萌出時期に合わせた開始と長期間継続することが効果を確かにするために必要です。またこの獲得した効果は洗口終了後も持続しています

フッ化物洗口液の安全性についても、多くの研究で確認されています。保育園児の洗口後の口腔内残留率は約10%です。週5回法の場合約0.2mgのフッ化物が口腔内に残ります。この量はフッ化物錠剤の投与基準量の0.5mg/日(3~6歳児)の半分以下で、お茶をコップ1~1.5杯飲んだときに摂取するフッ化物の量に相当します。また就学前児(体重20kg)が1回分の洗口液を全量(7ml中のフッ化物量は1.6mg)誤って飲んだとしても、急性中毒の心配はありません

 

以上のように、水道水以外でフッ化物を摂取する方法はいくつかありますが、過剰摂取には注意が必要です。フッ化物を一度に大量に摂取してしまうと、腹部症状や中毒症状を引き起こす可能性があります5。また、歯の形成期に過剰摂取すると、歯のフッ素症という白濁模様や褐色の色素沈着がみられる歯になることがあります6。そのため、正しい量と方法でフッ化物を使用することが大切です。

 

 

では、歯科医院で塗るフッ素はどうでしょう?

9000ppm程度のフッ化物が配合されたジェルを使用するのが一般的です。

9000ppmのフッ素量はどのくらいの量でしょう?
9000ppm=0.9%2000mg×0.009=18mgです。
また、1回の塗布後の口腔内残留フッ化物量は、1~3mgです。 つまり、この量のフッ素塗布1回では、急性中毒の心配は無く安全であると考えられています。
大人もフッ素塗布の効果は高いので、ご自分の歯を長持ちさせるためにおススメです。

 


フッ化物と有機フッ素化合物の違いとは?②

(2023/09/29更新)


こんにちは!

歯の神経を守る、可能な限り痛くない治療を目指す、バクテリアセラピーと水素吸入で全身健康を目指す石神井公園駅の歯医者、スヴァラ歯科です。

 

 

参考文献は以下の通りです。

1: 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)とは? 懸念される影響について 2: PFOS PFOA に関するQ&A集 3: 大阪市:有機フッ素化合物(PFOS、PFOAなど)について 4: PFOS PFOA に関するQ&A集 : 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)とは? 懸念される影響について : PFOS PFOA に関するQ&A集 : 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)とは? 懸念される影響について : PFOS PFOA に関するQ&A集 : 残留性有機汚染物質(POPs) – 環境省 : 残留性有機汚染物質(POPs) – 環境省 : 残留性有機汚染物質(POPs) – 環境省 : PFOS PFOA に関するQ&A集 : 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)とは? 懸念される影響について : PFOS PFOA に関するQ&A集 : 大阪市:有機フッ素化合物(PFOS、PFOAなど)について : PFOS PFOA に関するQ&A集


フッ化物と有機フッ素化合物の違いとは?

(2023/09/15更新)


こんにちは!

歯の神経を守る、可能な限り痛くない治療を目指す、バクテリアセラピーで全身健康を目指す石神井公園駅の歯医者、スヴァラ歯科です。

 

 

みなさんは「フッ素」という言葉を聞いて、どんなものを思い浮かべますか?

歯科医院で行う虫歯予防のためのフッ素塗布や、歯磨き粉に含まれるフッ素などが思いつくでしょうか?

また、フライパンや自動車などに使われる「フッ素樹脂加工」や「テフロン加工」という言葉も聞いたことがあるかもしれません。これらはすべて「フッ素」を使ったものですが、実は同じ「フッ素」でも、その種類や性質は大きく異なります。

今回は、歯科医院で使用する「フッ化物」と、フライパンなどに使用する「有機フッ素化合物」という2つのグループに分けて、その違いについて解説していきます。

 

 

まず、「フッ化物」とは何でしょうか。フッ化物とは、水に溶けたときにマイナスイオンになる無機の物質のことです1。例えば、食塩を水に溶かすとマイナスの塩素イオンが現れますので、食塩を構成する塩素は塩化物です。また、水に溶けているフッ素イオンは「フッ化物イオン」と呼ぶのです2。したがって、ここでは、とくにフッ素元素のときには「フッ素」、それ以外のときは原則として「フッ化物」という用語を使用することにします。

 

 

歯科医院で使用している「フッ素」は、主にフッ化ナトリウム(NaF)やモノフルオロリン酸ナトリウム(Na2PO3F)などで、水に溶けた時にマイナスイオンになる『無機フッ素化合物』と呼ばれています3。これらの無機フッ素化合物は、歯の表面に塗布することで、虫歯菌が作り出す酸から歯を守ります。具体的には、以下のようなメカニズムで虫歯予防効果が発揮されます2

 

・歯の表面にあるエナメル質(ハイドロキシアパタイト)が酸によって溶け出すことを防ぐ ・溶け出したエナメル質を再石灰化(再結晶化)させる ・エナメル質中のカルシウムやリンよりも強固な結合を持つ「フルオロアパタイト」を形成する ・虫歯菌の代謝活動や酸産生能力を抑制する。

 

このように、無機フッ素化合物は歯科医院で行うプロフェッショナルケアや自宅で行うセルフケア(歯磨き粉やマウスウォッシュなど)で広く利用されています。また、水道水にフッ化物を添加する「水道水フッ素添加」も、虫歯予防の効果的な手段として、世界の約30カ国で実施されています2

 

 

 

一方、フライパンの焦げ付き防止や自動車のコーティングなどに使用する「フッ素」は、フッ素と炭素の結合を含む『有機フッ素化合物』と呼ばれる別のものです3。有機フッ素化合物は天然にはほとんど存在しない物質で、主に人間によって作り出される化合物です。この「有機フッ素化合物」という名称は、単独の物質を指す言葉ではなく、有機物質中にフッ素原子が含まれている広範な化合物の総称になります。種類数は定かではありませんが、理論上は膨大な数の種類を作り出すことができます。

 

そして、その中でニュースなどでも多く取り上げられるようになったのが「PFAS」と呼ばれる有機フッ素化合物の一群です。PFASは、水や油をはじき、熱に強く、薬品にも強い、そして光を吸収しないといった独特の性質を持っており、20世紀半ば以降、世界中で多くの製品に用いられてきました4。しかし、この化合物は人体や環境に対しても蓄積性があるため、暴露した場合には体内に溜め込まれることになります。そのため、若いころにPFASに暴露した人は、長期にわたってこの物質の有害性と一緒に生きていくことになるのです4

PFASの有害性は人間だけではなく、動物(食用・野生)の世界にも及びます。泡消火剤などの使用によって、土壌が汚染され、それが地下水や河川、海も連鎖的に汚染するため、貝類やカニ類、淡水魚はもちろんのこと、食用の豚や鶏、極端な例では北極に生息するホッキョクグマの体内からもPFASが検出されています4

 

 

 

以上が、「フッ化物」と「有機フッ素化合物」の違いとその特徴です。

次回は、「PFAS」の中でも特に問題視されている「PFOS」と「PFOA」という2つの物質について詳しく解説していきます。お楽しみに!

 


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